病院総合医とは |
地域医療の場では、多様な疾病構造(multimorbidity)を有し、様々な社会的環境の中で生活する患者さんが、安心して療養・生活できるために、包括的・総合的な医療が求められています。 こうした中で、急性期の専門的医療に加え、併存疾患の管理、健康・栄養管理、生活機能の維持、社会的調整、チーム医療のマネジメント、といった包括的なマネジメント能力を有し、 広い視野で地域の問題解決に寄与できる病院総合医(Hospitalist)の育成が求められています。 博仁会第一病院は、グループ内に救急・急性期、回復期、地域包括ケアなどの病床、老健、特養などの施設、訪問診療部門、地域連携、介護予防に関わる部門を有し、 さまざまな医療介護ニーズに応えられる地域包括ケアシステムの実現を目指しています。当院で研修することで、一人の患者さんの急性期から在宅までの流れをひとつのグループ内で経験し、 その方の人生に深く長く関わりながら全人的医療を実践していく事ができます。 当院は、救急、地域医療、地域包括ケアの拠点として地域を支えるため、これまでも県内基幹病院の臨床研修協力施設、日本病院総合診療医学会認定施設、日本老年医学会認定施設として総合診療医育成に尽力してきました。 当院の「病院総合医育成プログラム」は、後期研修修了後の先生方のみならず、既に内科、外科など、各科専門医としてご活躍されている先生方の病院総合医へのキャリアチェンジを支援する新しいプログラムです。 このたび、県内で初めて日本病院会の育成プログラム認定施設として「病院総合医」の基幹プログラムを令和4年度から開始しました。 指導には、日本内科学会認定総合内科指導医、日本病院総合診療医学会指導医、日本老年医学会認定老年病指導医、日本プライマリ・ケア連合学会認定プライマリ・ケア指導医などの資格を持つ総合診療の指導医があたります。 包括的な診療が実践できる施設環境と経験豊富な指導医のもとで、ともに地域医療に邁進して頂ける先生のご応募をお待ちしています。 |
研修期間 |
2年(経験により1年に短縮も可能) |
研修概要 |
・総合診療研修(病棟、外来、救急、訪問診療、関連施設での研修) ・カンファレンス、マネジメント研修 ・院内外講習会 (プログラム詳細はこちらをご覧ください) |
対象者 |
卒後5年目以上で臨床研修を修了した医師(その他の専門医資格の有無は問いません) |
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応募書類 |
履歴書、医師免許証(写)、専門資格証書(写) |
選考方法 |
面接試験等 病院見学は随時受け付けています。 E-mail: yarai●daiichi-hp.or.jp 担当:新井(医師)までご連絡ください (●を@に変えて送信してください) |
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